名前のないブログ

書きたいことをツラツラ書いていきます。変なこともいろいろ。。。(笑)

言葉の意味には2つある

とりあえず書き始めます、こんな時間に(笑)

 

え~と、何から書こうか。。。

 

言葉の意味の話からいきますね。

言葉には意味がありますが、

僕は、いや、他の先生方も言ってるのかもしれないけど、

ま、とりあえず僕は『2種類の言葉の意味』があると思っています。

①辞書的意味

②言葉を発する人が込める、無意識的な意味

で、今日は②のお話をします。

 

言葉の意味には、辞書的意味以外に、

潜在的な無意識に与える意味があるんじゃないかと思っています。

例えば【改革】という言葉。

業務を改革しようなんて、会社ではよく飛び交いますよね。

もしくは【改善】という言葉も。

辞書的意味は、『制度などを改め変えること』だそうで、

この【改める】という意味には、

 新しくする。古いもの、旧来のものを新しいものと入れ替える。「日を―・める」「第一項は次のように―・める」
 悪い点、不備な点をよいほうへ変える。改善する。「態度を―・める」「悪習を―・める」
 服装や態度をきちんとする。「居ずまいを―・めて拝聴する」
 正しいかどうか詳しく調べて確かめる。吟味する。「罪状を―・める」「財布の中身を―・める」

というのがあるそうです。

特に、2の『悪い点を良いほうへ変える』という意味が強く思うんですね。

で、

例えば【改革】と聞くと、

〔「易経革卦」による。「革」はあらためる、「命」は天命の意〕

 支配者階級が握っていた国家権力を被支配者階級が奪い取って、政治や経済の社会構造を根本的に覆す変革。 「ロシア-」 「無血-」 「暴力-」
 既成の制度や価値を根本的に変革すること。 「産業-」 「文化-」
 〔中国で、天子は天命を受けて天下を治めるとされていたところから〕 王朝があらたまること。 

 

だそうで、

改革・革命、という言葉の意味はご理解いただけたかと思います。

これは『辞書的意味』ですね。

 

で、

この言葉の裏には「どんな意味が隠れているか?」を考えるのです。

それが、【言葉を発する人がその言葉に込める無意識的な意味】の話です。

コミュニケーションについては別途話しますが、

コミュニケーションもいろんな種類があって、

言葉のコミュニケーションだけではなく、

無意識同士のコミュニケーションや、

五感同士でのコミュニケーションなど、

『非言語コミュニケーション』が沢山あるんですね。

で、

例えば、会社で『業務改革』という言葉が大々的に出たとします。

とすると、辞書的意味で考えれば、

「業務を良い方向に変えていく」という意味になりますが、

無意識的には

『今までの業務は悪かった。だから変えていくんだ』という

悪い自己否定を込めたメッセージになるんですね。

今までの業務を否定するということは、

今まで業務を行っていた人や業務そのものを否定する、

すなわち【無意識的に全否定】を行うことになるのです。

 

ここまでの話を踏まえて、冷静に考えてくださいね。

『改革』という言葉が世の中にあふれかえっていますよね。

政治、経済、会社、などなど。。

この『改革』という言葉が独り歩きする時代に、

果たして人々は本当によくなったと実感できるでしょうか?

これまで生きてきた何年、何十年を全否定されていると、

無意識がとらえているというからくりを知らない人たちが、

本当に心の底から幸せを感じれるはずがないですよね。

僕は時代が変わったという風潮は、

このような言葉の持つ威力・脅威を理解されないまま、

昔から使い続けている人たちに原因があるのではと思うのです。

 

言葉は時には人を成長させる起爆剤にもなるし、

時には人をダメにしてしまう凶器にもなります。

それを理解して、言葉を選んで、

もっと言葉の意味を理解して勉強して、

毎日の奇跡や倖せに感謝することが必要だと思います。