名前のないブログ

書きたいことをツラツラ書いていきます。変なこともいろいろ。。。(笑)

感謝の対極にあるお金と便利さ

仮想通貨のニュース、

暴落したとか。。。よく聞きますが。。。

 

もう、たくさん、酢酸、パクチーさん!?><

同じことは言っている人が多いと思いますが、

この仮想通貨に手を出した人は、恐らく硬貨ではなく、

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紙幣でこんな感じ⇧になれると思っていた人でしょうね。

これが倖せ=理想になっていたんでしょうね。

 

その昔19世紀ごろに存在し始めた、

クレジットカードのあたりから、

段々お金に対しての感覚が変わってきたのでしょうね。

そして、乗車用カードが出始めたころから、さらに激変していくのですね。

某ワキペデ〇アによるとこう記されています。

公共交通機関を利用する際、乗車時・降車時に読取機に情報を読み取らせるだけで運賃の支払いが可能なカードである。通常のプリペイドカードと同様、事前に代金を支払って購入し、残額がゼロになるまで繰り返し利用できる。

日本では1980 - 1990年代以降、バスや鉄道などの運賃収受システムとして、日本国内各地で導入されるようになった。また日本では2001年からは非接触型ICカードによる物が普及しつつある。

バス・路面電車においては乗降客が整理券を取る・小銭を両替する・運賃を確認し収受箱に入れる等の煩わしさから解放される、また鉄道においては、利用者が出札口や自動券売機並んで乗車券を購入する必要がなく、これにより事業者側は自動券売機の設置台数を減らせる、などの利点がある。

さらに非接触型ICカードの場合、カードを(財布などから)出し入れする必要すらない

乗車カードによってはプレミアム(おまけ)やポイントが付くこともある(後述)ほか、

カードに乗車情報を書き込むことができるので、

乗車カード利用者限定の乗り継ぎ割引制度を設けている事業者もある。

読み取り機・自動改札機で直接使用する他に、乗車カードによっては、

自動券売機での乗車券・料金券(特急券など)の購入や 

自動精算機での不足運賃の精算(乗り越し)などにも使用できる場合もある。

システム面の観点からはストアードフェアシステム(後述)である。

鉄道においては磁気乗車券用改札機の実用化が要件であった。

当初は事業者ごと・乗車カードごとに独立したシステムで共通化されていなかった場合が多かったが、

非接触型ICカード式システムの普及とともに、複数の事業者でカードが共通化されていることも多くなった。

 

父親が通勤定期券を持っていて、

期限が切れた定期券を欲しいと言って、

もらっては喜んでいました(笑)

僕が生まれたころには、

実家へ向かう私鉄では自動改札機が導入されていましたが、

国鉄の時代は改札口には駅員さんがいて、

切符の捺印をしてもらっていましたね。

 

時代が変わり、ICカードで電車・バスに乗るのが当たり前の時代。

そして、コンビニでもICカードがあれば買い物出来るようになった。

お金→クレジットカード→ICカードの流れで、

便利になった反面、大事なものを失います。

それは、、、

コミュニケーションです。

例えば、自動改札機。

国鉄では、駅員さんが改札で立っていて、

乗車券に捺印をしてもらい「ご乗車ありがとうございます」

と言ってもらって、電車に乗り、

降車して駅の改札を出るときに、

「ご乗車ありがとうございます」と声をかけてもらえる。

しかし、

地元の私鉄では自動改札機が導入されていて、

自動券売機で切符を購入して、

そのあと自動改札機に切符を投入して、乗車する。

降車して駅の改札を出るときに自動改札機を通るだけ。

 

高速道路もそう。

昔は対距離料金制の高速道路では、

入り口料金所で係員から通行券をもらい、

降り口料金所で通行券を渡して料金を手渡し、

係員からおつりと領収書をもらう。

今ではETC。レーンを通過しても、料金がいくらか表示されるだけだし、

ETCでなくても自動精算機になってしまった。

 

最近では自動決済のできるコンビニも出来てしまっている。

 

人と人との交流が

少なくなってしまっているのですよね。

 

お金が電子化されてしまい、

世の中がどんどん

自動化・便利になるになればなるほど、

コミュニケーションが

どんどん希薄になっていく。

そして、そこから

どんどんお金に対する

感謝の念が無くなる。

 

例えば電車で最寄駅から町田に出るまで、

ICカードなら154円、

きっぷなら160円。

ではこの差は何か?

磁気切符の代金なのでしょうかね。

磁気切符にかかわる費用を捻出することで、

安く乗車できるようになり、

そこから駅の窓口の駅員が減らせる時間が増え、

やがて無人駅へと変化していく。

そうすることにより切符など諸経費を削減でき、

その上駅員の過剰労働を削減できる。。。

 

公衆電話→携帯電話やスマホへの変化

手紙→mailやSNSへの変化

お金→電子マネー

 

経済学部出身の僕が言うのもなんですが、

お金の電子化と便利がセットになって、

人と人とのコミュニケーションを失い、

人間としての倖せを

忘れさせているように思えます。

便利を追求するためには、国も補助金という名の借金で

便利に拍車がかかるように仕向けていきます。

もちろん自分が便利さの恩恵を受けているのは承知の上で言ってますし、

クレジットカードを含めた電子マネーで自分も恩恵を受けています。

その中で思うのは、

何らかの形で

お金が出ていくときや使う時には、

お金を使う先にあるものへ

感謝の気持ちを感じなければ

いけないかなと思います。

ものを購入するときでも、

ものを遣えるようになることのメリットを生み出してくれたメーカーさんへ、

交通機関を利用するときでも、

交通機関を利用できることにより

移動が出来る、早く移動できることに対して、

「ありがとう」と心から思ってお金を使う

ということが大事なんだと思うんです。

コンビニで店員さんに「ありがとうございました」

バスの降り際に運転手さんに「ありがとうございました」と

大きな声で言っている人はほとんどいません。

売り手に対して

感謝の気持ちを

伝えることが出来ない人は、

自分自身への感謝の気持ちを

伝えることもできないし、

自分自身が生かせていただいている

今この瞬間にも感謝出来ていない。

 

いっそのこと、江戸時代のようにお米でものを購入したりすると

世の中逆によくなったりして。。。