名前のないブログ

書きたいことをツラツラ書いていきます。変なこともいろいろ。。。(笑)

勝負という幻

昔こんなこと言われました。

『このままチームをやめたら、お前は負け組だぞ。

 きちんと良くなって、ここに戻ってこい!』

小学校の時、やりたくない少年サッカーをやらされました。

兄もやっていたというだけで、無理やりやらされた。

やりたくないサッカーを5年間も。。。

親が半ば無理やり継続させた感じでした。

 

大学生になって初めてアルバイトを始めたところでも、

色々あってブチ切れてバイト先をやめようとしたとき、

3流よりも低俗な社員に同じこと言われました。

『このままやめたら、お前は負け組だ!』

 

それ以外にもあと数回言われてきています。

 

当時もつい去年まででもだったのですが、

僕自身そんなにメンタル強くなかったから、

そのまま、はあ、と言ったりして聞いてしまい、

その辺の言葉を浴びせられると、

本当に負けたかのような気分になりました。

 

で、、、それから1年経過した今、ふと思う疑問があります。

。。。

負け組って何すか?

何をもって勝ち組で、

何をもって負け組なのか?

お金か?

地位か?

名誉か?

成功か?

起業独立か?

結婚か?

高級住宅か?

どんな状態を勝ち組というのか?

僕は8年前の自分の理想は、

ソロモン流に出るような人たちだった。

多分、成功とかできる人とか、そういうイメージしかなかったし、

社会人になったら、お金をためて、結婚して、幸せな家庭築いて、、、

ということを教育されてきたと思う。

 

野宿している人たちは負け組か?

103系の引退の時、写真を撮りに大阪の新今宮駅周辺をふらついたことがある。

あの辺りはアウトロー生活の人たちが非常に多いが、

彼らは倖せかどうかは僕にはわからない。

彼らが不幸だと思っているのは、

アウトロー生活をしていない自分たちの思い込みだ。

僕がお世話になったコーチングの方から勧められた、

精神科医神田橋條治先生の本にもありましたが、

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4422115448/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1

一番ストレスから遠いところは、あのアウトロー生活だと書いてありました。

 

キングコングの西野さんの講演で、

50円で何でもやりますという芸人さんの話を聞いたことがあります。

芸人さんだけど金はない。

でも、食事には苦労してない。

色々食べさせてもらっている。

だから、倖せに生きているという話です。

 

つまり、

生きている限り倖せでありますし、

みんな勝ち組でも負け組でもないの!

それでも「いや違う!負け組はいる!」って思う人は

勝手にどーぞ!!!

 

もし仮に、

お金・地位・名誉・成功・起業独立・結婚・高級住宅・・・

とか、自分にないものを持っているという人が身近にいたとしても、

その裏にはとんでもない苦労が潜んでいるんです。

今、成功したかのようにみられる人でも、

苦労の連続が沢山あるもんです。

人生トータルで考えたら、

足しても引いても、

プラスにもマイナスにもなりません!

ゼロです!!!

だから、勝ちも負けもありません。

 

もともとの能力の差はあったとしても、

それは勝ち負けには該当しません。

競技でも勝った負けたとよく言いますが、

あの日本語は間違っている。

能力が秀でているかそうでないかだけ。

勝っている人が倖せかと言われたら、

絶対本人はNo!というでしょう。

 

本当の倖せは

『生きていること』そのもの

であります。

勝つこと・負けることは存在しません。

だから、勝ち組・負け組なんて存在しません。

だから、周りの人たちみ~んな倖せなんですよ。